戦術

テニスの試合、「最後に勝ち切るのは何で難しいんだろう・・・」と考えてみると?

テニスの試合、「最後に勝ち切るのは何で難しいんだろう・・・」と考えてみると?

 

テニスの試合は、「時間切れで試合終了」とはならない

毎回、プロテニス選手の試合を観ていて凄い・・・と思うのは、試合時間。

約5時間も、同じ相手と1対1で激しく打ち合うなんて、他の競技だと考えられないですよね。

しかも、何時間経とうが、テニスには時間切れで勝負がつく、ということはありません。

マッチポイントを迎えて、それをしっかり取って初めて試合終了、となる。

マッチポイントを逃したらまたマッチポイントから作らないといけない・・・なんて過酷な競技、なんでしょうね。

他の競技と違って、「リードしたら時間を使って、逃げ切る」のが出来ないのがテニスなんです。

 

総得点数で上回っても、「ゲーム・セット」を取らないと勝てない

競った試合だと、総得点は上回っているのに・・・ということ、ありますよね。

テニスでは、何度デュースを繰り返しても、ゲームを取らなければある種水の泡、になってしまう。

この落胆から立ち直るのは、かなり難しい・・・皆さんも経験、あるんじゃないでしょうか?

あと1ゲーム、でデュースを繰り返して落としてしまっても、次のゲームではまたカウントは0-0から開始、ですからね。

テニスは、メンタルの切り替えが本当に難しい。

最後に勝ち切るのが難しい・・・と考えている人は、ちょっと発想を変えてみても面白いと思います。

 

あと1ゲーム、の場面になったら「ミス待ち」はしない

ほとんどの選手の方が、試合が終わりそうになると勝っている選手は「相手のミス待ち」になる。

これは、レベル差はあまり関係無いでしょう、私も勝ちビビりしているプロ選手、たくさん審判台から観て来ました。

何かを期待・・・してしまうんですよね、リードして終盤を迎えると。

だったらもう、「ミス待ちはしない!」と試合前に決めておきたい。

5-4リードのサービスゲームなら、思い切ってサーブ&ボレーやポーチとか、分かりやすい積極策を出してみる。

これくらいの意識があれば、きっと試合を勝ち切ることが出来るでしょう。

 

試合の終盤、をどう戦うのかのアイデアは試合前に考えておきたいこと。

ダブルスなら、ペアで共通認識、持っておきたいですよね。

粘るも良し、攻めるも良し、ですが、あくまで相手のミス待ちだけにはならないように。

自分たちで勝ち切ってこそ、のテニスですから。

NAOKI TOMITA

NAOKI TOMITA

投稿者の記事一覧

元テニスコーチ、元JTA審判委員会委員。
中学からテニスを始め、大学時代から審判員の活動をしつつ、関東学生テニス連盟での大会運営等多くのテニスイベントに携わり、卒業後はテニススクールコーチに。
現在は一般企業で働きつつ、自らもプレーしつつテニスの大会やイベントを企画運営中。

関連記事

  1. テニスの試合で「ドロップショット」を入れていく戦術を使ってみよう…
  2. テニスでよく使う用語「3種類回転の呼び方」について、基本から確認…
  3. ダブルスの試合で実践すると有効な、「相手前衛の上を抜くロブ」の使…
  4. 改めて確認・準備しておきたい、「ダブルスの試合でポーチに出る」心…
  5. ダブルス ダブルスの試合で必要な、「前衛」と「後衛」の基本的な考え方につい…
  6. 試合の中で「チャンスボールが決められない・・・」人に贈る、意識改…
  7. テニスの作戦って、「具体的にどんな準備をすれば良いのか分からない…
  8. テニスの試合の中で必要な、「相手が打ってくるコースを予測する」の…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

COACHING

GOOD STUFF

ピックアップ記事

PAGE TOP