戦術

全豪オープンベスト4のマクラクラン勉選手、シングルバックハンドリターンのココが凄い

昨年デビスカップ代表にも選出され、楽天オープンダブルスでも優勝。

一躍脚光を浴びたマクラクラン勉選手、全豪オープンでの活躍もすさまじかったですね。

男子ダブルスでベスト4、これでトップツアーの大会にも挑んでいけるランキングと自信を付ける事が出来たと思います。

今回、注目したいのはマクラクラン選手のリターン。

シングルバックハンドで切れ味鋭いリターン、からの展開が非常に魅力的でしたよね。

私たちも参考にしたい点、たくさんあると思います!

 

全豪オープンベスト4のマクラクラン勉選手、シングルバックハンドリターンのココが凄い

 

1.実はシンプルなプレーが中心

つい、ダブルスだと派手なプレーに目がいきがちですが・・・実に、基本に忠実。

マクラクランの選手のプレーは、全体的にコンパクトで非常にシンプル。

ダブルス選手らしい、ネットに果敢に出ていくプレースタイルが魅力です、

 

 

男子ダブルスの試合、ポイントとなるのはバックハンドのリターン。

相手のサーブをしっかりと沈めたり、ストレートに展開出来るかどうか、が肝になりますね。

昨年の楽天オープンの決勝の試合、の動画も非常に参考になりますので、ぜひ見てみて下さい。

 

 

マクラクラン選手のシングルバックハンドのリターン、で注目して欲しいポイントは3つ。

 

1.フォロースルーが短い

非常にコンパクトに打ち終わって、フォロースルーが短い。

ボレーのような感覚で、当たったと同時に自分の身体の引き寄せるような感じ、がありますよね。

この感覚は、非常に実戦的です。

次の構え直しが速くなりますし、そのままリターンダッシュも仕掛けやすい。

フォロースルーを短くすることで、インパクトに集中出来ますからね。

センターへの厳しいサーブへも、前に踏み込むことで攻撃的なリターンが打てる。

その為にも、フォロースルーを小さくしたバックハンドリターンは、非常に使える技術です。

 

2.センターに入ったサーブも、ストレートへ展開

これが打てるかどうか、で強さが決まります。

動画を見ても分かる通り、当然相手はセンターへのサーブからのポーチ、を基本戦術に据えています。

だからこそ、前に踏み込んでストレート方向、前衛のいる位置を狙って、打ち抜く。

これも、しっかり打点を前に確保してラケットヘッドを前に出していくからこそ、しっかりストレートに打てる。

シングルスラインの上、を狙うくらいでちょうど良いでしょう。

抜こうとせずに、相手の裏をかくつもりで、思い切って。

センターへ入ったサーブこそ、こうやって攻撃的に打っていく姿勢が大事です。

 

3.フォアハンドはシンプルに返球

恐らく、マクラクラン選手は頭の7割はバックハンドで待っている。

そこにフォアハンド側にサーブが入ると・・・ここはもう、シンプルに。

少しグリップチェンジが不安ですが、コンパクトに打点を前に、しっかりスピン回転を小さい振り幅でしっかりかける。

上手く相手の力を利用する感じ、ですよね。

フォアハンドのリターンって、簡単そうで難しい。

でもマクラクラン選手のように、「バックハンドで待って、フォアハンドはシンプルに」と考えておくと、実践でも安定して攻撃出来るでしょう。

 

ダブルスで勝ちたければ、リターンを磨きたい。

マクラクラン選手のプレーは、私は非常に参考になると思います。

振り過ぎるのではなく、しっかり次を考えながらシンプルに、確実に。

今年の活躍にも期待しつつ、どんどん真似て良い選手でしょう。

特にバックハンドリターン、注目です!

NAOKI TOMITA

NAOKI TOMITA

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元テニスコーチ、元JTA審判委員会委員。
中学からテニスを始め、大学時代から審判員の活動をしつつ、関東学生テニス連盟での大会運営等多くのテニスイベントに携わり、卒業後はテニススクールコーチに。
現在は一般企業で働きつつ、自らもプレーしつつテニスの大会やイベントを企画運営中。

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