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【連載コラム】 ルールとマナーの隙間の話 ~団体戦の応援~ vol.6

テニスと言えば、個人競技ですが団体戦も魅力の一つですよね。

個人戦以上に力を発揮する選手、チームもいるのが面白い。

そしてその選手の力を引き出すのが「応援」の力でしょう。

でも・・・この応援については、マナー違反であったりコーチングの反則を取られてしまうケースも少なくありません。

今回は、応援の基本となる部分を抑えて、マナー良く味方選手の力をいかに発揮出来るか・・・?について、考えてみましょう!

 

マナー違反となるケースは、「相手のことについて」触れるとき

応援で揉めるケースは、こういうことがきっかけになるケースが多いです。

「相手、ビビっているよ!」という声を、応援として発してしまう。

これって、応援じゃなくて相手に対する侮辱、になってしまいます。

「そんなつもりじゃなくても・・・」と思うかも知れませんが、もっと言えばコーチングのような意味合いもある。

「相手は弱っているから、今が攻め時だ!」というのも、立派なコーチングです。

テニスでは、基本的にベンチコーチ以外の選手、観客が選手にアドバイスすることは出来ない、ようになっています。

対戦相手のことについて、応援とはいえ何かを発したりすることは避けておく。

これがテニスの応援の基本です。

 

相手のミスについては、大きな声で騒がないこと

もちろん、嬉しいのは分かります。

でも、応援する立場として、相手のミスやダブルフォルトのような失点で大騒ぎするのは良くありません。

マナー違反でもあり、そしてあえて言えば「余裕が無い」ようにも見える。

応援に余裕が無い、って、選手にも伝わるしより緊張感を増してしまうだけ。

対戦相手がミスをしたようなポイントでは、「よし、次!」という感じで選手を鼓舞してあげる。

ミスを喜んでも、その1点が増える訳ではありませんからね。

 

試合後には、相手も含めて讃える姿勢を持とう

テニスの試合後には、結果に関わらず大きな拍手、で選手をねぎらってあげましょう。

試合を終えた後の結果、はお互いにとってふさわしい結果。

応援の力及ばず、悔しいときもあると思いますが、試合が終わった後の態度ってすごく大事です。

選手はもちろん、応援の姿勢だって常に周りから観られている。

そう、試合前から試合中まで、応援しているアナタ自身が周りから観られているという意識を持つこと。

それがアナタ自身、考えるきっかけになって良い応援、を創り出していくきっかけになるでしょう。

 

相手について声を出す、のではなくあくまで仲間に対しての声を発すること。

アドバイスやコーチング、ではなく、とにかく良いプレーをしたときに全力で褒めてあげるつもりで。

これくらいの意識で、かなり応援は精度を増すと思いますよ。

マナー違反な応援は、百害あって一利無し。

味方選手のリズムまで崩してしまう応援、は本末転倒ですからね。

ちょっとだけ、意識してみて下さい。

NAOKI TOMITA

NAOKI TOMITA

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元テニスコーチ、元JTA審判委員会委員。
中学からテニスを始め、大学時代から審判員の活動をしつつ、関東学生テニス連盟での大会運営等多くのテニスイベントに携わり、卒業後はテニススクールコーチに。
現在は一般企業で働きつつ、自らもプレーしつつテニスの大会やイベントを企画運営中。

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