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【連載コラム】 ルールとマナーの隙間の話 ~チェンジコート編~ vol.4

試合の中でのチェンジコート。

みなさん、どんなことを意識してますか・・・?

汗を拭いてドリンクを飲んで、少し座って休憩して移動・・・が通常だと思いますが、ここでの相手へのマナー、気遣いは欠かさないようにしましょう。

 

「真剣勝負してるのに、何でそんなこと必要!?」と思う方も、多いでしょう。

でも・・・私の経験上、「余裕が無い選手」は結果的に試合で勝てない。

だからこそ、相手に余裕を見せる、自分にも心に余裕を持つ、という意味でマナーは大事だし意識して欲しい。

緊迫した試合のチェンジコートを、スマートに気持ちよく行えば・・・きっと試合の流れもアナタ自身の方に向いて来ると思います。

 

まず、チェンジコートで意識したいのは「ボールの渡し方」ですね。

サーブを交代するときに、相手に2球のボールを渡す訳ですが、大きく分けて2つ方法があると思います。

一つは、相手に直接手渡しする、もう一つは、相手のサーブを打つ場所近くに置いてチェンジコートに移動する、ですね。

これは、どちらもマナーに乗っ取ってますし、問題ありません。

ですが、たまに「風が強い日」や「小雨が降っているとき」にも、ボールを置いてチェンジコートする人がいます。

これは・・・ちょっとマナー違反。

ボールが痛むし、風で流されてしまうと拾うのが面倒になるのは言うまでもありません。

ですのでそういう時のチェンジコートでは、確実に手渡し、で相手にボールを渡すように心がけましょう。

 

あとは細かい部分ですが、ダブルスパートナーは「同じ側から」ネットを回ってチェンジコート、が基本。

たまにペアで分かれて両サイドから逆側のコートに移動しているペアがいますが、これはマナー違反。

マナーって、対戦相手に向けたものだけじゃない、のがテニスです。

もちろん即罰則!という訳ではありませんが、初めてペアを組むパートナーの人が「ん?」と思うかも知れません。

そういう細かい部分は潰しておきましょう。

 

それから、ミックスダブルスは基本的に全てが女性優先。

レディーファースト、男性の選手の皆さんには心がけてもらいたいポイントです。

チェンジコートの時には、先にベンチに座ってもらって、先にチェンジ先のコートに入ってもらう。

露骨にやるのも嫌がられますし、ある意味マナー違反ですが、気遣いが全く無いのも問題・・・ですね。

このあたり難しいのですが、自分もパートナーも、相手も気持ち良くプレーする為に必要な知識、として持っておいて損は無いでしょう。

 

その他、マナー以前にルールとしてチェンジコートは90秒、という時間制限があります。

これは「ゲーム」になってから90秒後には、ポイントを始めないといけない・・・というルールなので、実際に休める時間なんて60秒くらい。

もちろんセルフジャッジの試合ですから、厳密に計る必要は無いのですが・・・あまりモタモタしていると、ロービングアンパイアに注意されてしまうかも。

そうなると、一気に凹んで試合の雰囲気が悪くなるはず。

これも避けたいポイント、ですね。

 

チェンジコートって、その人の人となりが良く出る。

だからこそ、余裕を持って、マナー良く進めてみる。

そうすると・・・不思議とテニスの結果も良くなってくると思いますよ!

NAOKI TOMITA

NAOKI TOMITA

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元テニスコーチ、元JTA審判委員会委員。
中学からテニスを始め、大学時代から審判員の活動をしつつ、関東学生テニス連盟での大会運営等多くのテニスイベントに携わり、卒業後はテニススクールコーチに。
現在は一般企業で働きつつ、自らもプレーしつつテニスの大会やイベントを企画運営中。

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