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【連載コラム】 ルールとマナーの隙間の話 ~カウントコール編~ vol.3

セルフジャッジで欠かせない、カウントコール。

サーブを打つ選手が、毎回「30-30!」みたいな感じでカウントをコールしますよね。

これって、簡単なようで奥が深い。

皆さんも無意識にやっているだけ・・・で、実はちょっとマナー的にん?というケースも多いんじゃないでしょうか。

 

まずは、カウントをコールしない人。

これは、マナー以前の問題ですね。

セルフジャッジで一番多いもめごとは、「今、カウントいくつでしたっけ?」というケースがほとんど。

しっかりサーバーがコールして、対戦相手と共通認識を持つ、ことが大事です。

 

ここでスマートなマナーとしては、対戦相手がコールを聴いて軽くうなずく、ということ。

そうすると、相手もカウントが間違っていない、ということが確認出来て気持ち良く試合が進行出来ますよね。

「ハイっ」と小さい声で返事をするのも良いでしょう。

 

そして、カウントコールのタイミングについても、今回は触れておきたいと思います。

「そんなの、サーブを打つ直前じゃないの?」と思う方も多いでしょう。

でも、実際はそれより少し前。

サーブを打つポジションに入ってすぐ、カウントをコールしてみるのがオススメです。

なぜなら、そこで相手から「え?違うよ!」と言われるかもしれない。

カウントコールして急いでサーブ・・・みたいな感じだと、その指摘が入ったときに自分のリズムが崩れてしまいますよね。

カウントをコールして、ボールを下に突いて・・・くらいの流れで、マナーとしてもちょうど良いしスマートだと私は思います。

よく考えると、主審が付くプロ選手の試合はポイントが決まった直後にカウントをコールしますよね。

これは、早く選手に伝えて、意義があるならポイント間の時間に言ってね、というメッセージが込められているんです。

 

カウントコール一つにしても、テニスは奥が深い。

そもそも、セルフジャッジってお互いの信頼関係で成り立っているモノ、ですからね。

タイミングよく、正しくコールして相手もそれに応える。

そんな試合は、まず揉めないし勝っても負けてもすがすがしい。

皆さんも試合で、少しだけ意識してみて下さいね。

NAOKI TOMITA

NAOKI TOMITA

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元テニスコーチ、元JTA審判委員会委員。
中学からテニスを始め、大学時代から審判員の活動をしつつ、関東学生テニス連盟での大会運営等多くのテニスイベントに携わり、卒業後はテニススクールコーチに。
現在は一般企業で働きつつ、自らもプレーしつつテニスの大会やイベントを企画運営中。

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